災害トレーナー養成研修(八戸市)2日目
人材育成事業
災害トレーナー養成研修2日目は、要援護者が直面する災害時の困難と対策について、2013年6月改正の災害対策基本法で、市町村に「避難行動支援者名簿」の作成が義務付けられたことと、2013年8月公表の「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針」などから最新の情報を学びました。また、要援護者支援の取組み事例も数多く提示していただきました。その後、グループワークでは、各自の地域の課題や悩んでいることなどについて話し合い、発表・共有しました。
午後は、今回学んだことを各地域や自主防災活動においてどう活かしていくかを受講生の皆さんが考えました。グループワークでは、災害支援時に必要な地域内外の資源を列挙したり、青森県が作成したハンドブック「安心して過ごせる避難所づくり」やDVDの活用方法などを考え、発表しました。
「今回の講座での出会いを活かして、防災士の出前講座を利用したい」という意見や「地域の運動会行事で水消火器訓練や防災グッズを詰めて走る」、「町内会の役員に女性の登用、女性に積極的に町内会運営に関わってもらうように働きかける」などといった意見が寄せられました。
2日間を通して、町内会や自主防災組織関係者の方、行政・公民館職員の方、高齢者施設の方など幅広い層の皆さんにご参加いただき、はじめは講義や情報量に圧倒されながらも、男女共同参画の視点での避難所運営、災害支援などを活発に意見交換できました。2日コース間の全コースを受講した13名の方には修了証が授与されました。
開催概要
日時 | 2013年11月21日(木)9:30~16:00 |
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場所 | 八戸市 福祉公民館 |
講師 |
東日本大震災女性支援ネットワーク浅野幸子 東日本大震災女性支援ネットワーク池田恵子 |
参加者 | 14名 |
参加費 | 無料 |
託児 | なし |
チラシ
男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取組み記録

この「4年間の取組み記録」を参考にし、今後、沢山のまちや地域で「安心避難所づくり」に取組まれ、災害・復興における住民主体のコミュニティの再生に繋がることを祈念するものです。
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男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録各章ごとのデータダウンロードはこちら
第1章 4年間の事業展開 第2章 避難所運営訓練を通じた学習成果 第3章 「学び」から「実践」へのプロセスの成果 第4章 寄稿 地域における取組みの成果と今度 第5章 まとめ 新聞から見る取組み 実行委員会名簿「安心避難所づくり」実施モデルカード
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
・おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
・青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
・三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
・八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
・階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み
男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

県は、青森市及びおいらせ町において住民の方たちと一緒に「安心できる避難所づくり」をテーマにワークショップを実施し、男女共同参画の視点から防災・復興における課題解決に取り組んだ結果を反映させ、このハンドブックを作成しました。
御活用に当たっては、青森県ホームページよりダウンロード可能です。 青森県庁HP 男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック
男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

そして、それは地域のリーダーの育成と地域コミュニティの再生にもつながります。 男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集